西武の菊池雄星投手がブルペンで投球練習を行い、これまで注力してきたフォーム固めの成果をアピールした。
昨季は試合ごとにフォームが乱れたことで制球を欠いた菊池。今季に向けてこれまでは投球フォームを固めることに専念してきた。プレートに置く足の位置を変えるなどインステップになってしまう癖を修正したことで、本人も納得のブルペンだったようだ。菊池に対しては、「一昨年の前半くらいの活躍をコンスタントにしてくれればな」「もう一皮むけてほしい。ヤクルトの由規もだけど、雄星ももっとできると思う」「西武のエースはオレだっていう気構えで投げてほしい」など、さらなる期待を抱くファンの声が多い。
昨季は5勝11敗と負けが込んだ。西武が失速した責任を自覚しているのか、今季にかける思いは強い。5年目のシーズンを迎え、最低でも二桁勝利をファンも望んでいる。岸や牧田が安定しているだけに、菊池がしっかりと勝ち星を積み重ねられれば、西武も上昇気流に乗るだろう。
《浜田哲男》
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