12月8日、西武の中村剛也内野手が契約更改交渉に臨み、3000万円増の年棒3億8000万円プラス出来高でサイン。現楽天の松井稼を抜いて球団史上最高額となった。
中村はここ数年はケガで苦しんでおり、今シーズンもケガで出遅れたものの、2014年シーズンは111試合に出場、打率.257、34本塁打とし、5度目の本塁打王を獲得するなど、個人成績の面では久しぶりに納得のシーズンを送った。
中村の球団史上最高額での更改を受けて、「来年も本塁打王、あと打点王もとってほしい」「中村剛也は生涯ライオンズを選択してくれた選手。来年も応援しなくちゃ！」「結局、本塁打王とったのは驚いた」「ケガをしてなければ何億円プレーヤーになっていたんだろう」とファンの声。
今オフ、メジャーから9年ぶりに日本に復帰した松坂がソフトバンクへ。中村は早くも「松坂さんから打ちたい」と、かつての西武の大先輩に宣戦布告。ダルビッシュらとも名勝負を繰り広げてきた日本最強のスラッガー中村とメジャー帰りの怪物松坂。来シーズンは球界の新たな名勝負に注目が集まる。
《浜田哲男》
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