アマチュアからプロの道も…5人制サッカー大会F5WC開幕 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アマチュアからプロの道も…5人制サッカー大会F5WC開幕

スポーツ 短信
5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
  • 5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会
2015年2月15日、5人制サッカー大会「F5WC」の予選第一大会が行なわれた。18チームが参加し、4ブロックに分かれて決勝大会への切符を争った。

なお、予選は全国各地8会場で開かれ、各予選を勝ち抜いた32チームが、さらにドバイへの切符を争い決勝大会に参加する。(決勝大会で優勝した1チームが、無料でドバイの世界大会に日本代表として参加できる)

5人制サッカー、「F5WC」の特徴は、ボールがサッカーボールであることだ。ドバイで行われる世界大会はやや日本のフットサルコートよりも広さがあるが、日本予選はすべてフットサルコートで行われる。基本ルールもフットサルのルールであるので、フットサルとの違いは実質ボールだけ、ということになる。

この大会は今年日本初上陸であるので、参加者は新しいこの競技に戸惑いを見せつつも、その特性を早い段階でつかみ勝利に向けて改善を繰り返した。「F5WC」は従来日本で開かれている民間のフットサル大会よりも参加費が高く、現役のプロ選手は参加できないとはいえ、ドバイ行きの可能性、去年の世界大会ではチェルシーなどの名門クラブにスカウトされたという事実もあってか、参加チームのレベルは総じて高く、熱気あふれるものとなった。

なお、日本予選は2月下旬まで開催されており、2月15日現在も参加受付している大会も存在する。参加者は、「Twitterでこの大会の存在を知った」「Yahooの検索でフットサル大会を探していたらひっかかった」など、様々な形でこの大会を知ったようだが、SNSによる拡散の影響が大きかったよう。今大会を共催しているサニーサイドアップによると、「当社ではSNSをほぼ使っていないが、各媒体が掲載した記事がいい形で拡散されたのではないか」ということである。

参加チームのバックグラウンドは様々であり、話を聞いてみると様々な視点での感想を明かした。

「普段はフットサルをずっとやっているので、足裏を使ったプレーをするのですがF5WCはボールがサッカーボールなので、そういったプレーがやはりしにくかったです。」

というように、フットサルを中心的に練習しているチームからは、サッカーボールを用いてフットサル大会を行うという点に戸惑いを感じるようすが伺え、

「フットサルはほとんどやったことがなく、サッカーという形だったので参加したのですがフットサル要素が強く、ルールもあまり知らない状態だったので少し戸惑いました。」

と、サッカーを中心的に練習しているチームからはフットサルの広さ、ルールの点等に戸惑いが見られた。

また、サッカーとフットサル、両方の競技を普段から取り組んでいる選手は(準優勝したチームに所属)

「サッカーボールなので、フットサルボールよりもキーパーがシュートの威力に押されてしまう可能性が高いので、シュートを打つ判断をフットサルよりも多くした方がいいと思います。」

と、勝利へのコツを上記の様に語った。

なお、最後に優勝チームのレジットペイミーマグエッセンスは、

「(3月15日に開催される)日本大会決勝があるので、他のチームのモチベーションもすごかったです。その真剣勝負を勝ち抜いて優勝できたことは、とても嬉しかったです!

32分の1ならドバイへの可能性が高いと思います!優勝に向けて本戦も1位を目指して頑張ります!他のチームは(ドバイ行きを)邪魔しないでください!」

と、決勝大会への意気込みを明かした。
《大日方航》

編集部おすすめの記事

page top