1984年にロード世界王者のタイトルを獲得したベルギーの伝説の選手、クロード・クリケリオンが脳卒中のため2015年2月18日に死去した。58歳だった。
クリケリオンは世界選手権のほかに、フレッシュ・ワロンヌを2度、ツール・デ・フランドルを1度制した名クラシックレーサー。引退後はロットなどで監督としても活躍した。
ロット・スーダルのマルク・セルジャン監督は現役時代、クリケリオンと2年間チームメイトとしてともに過ごしていた。
セルジャン監督は「我々はヒタチ・ボサルで1988、89年にチームメイトで、その後、彼はロット・チームのスポーツディレクター(監督)となった。クロードは優しい男で、プロトン(集団)内の選手は彼が好きだった。彼は1987年のツール・デ・フランドルで重いギヤで走った数少ない選手のひとりだった。彼はボスベルクの坂から追い風が吹いているのをわかっていたからだ。そして、そのレースを勝ったんだ」と故人との思い出を語った。
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