18日、沖縄・石垣島でキャンプ中のロッテはシート打撃を行い、涌井や新人の田中らが登板した。
昨季、8勝12敗でロッテ移籍1年目を終えた涌井は今季の挽回に向けてシート打撃に登板。打者7人に対して2安打無四球とまずますの好投を見せた。これに対して伊東監督は、「直球や変化球のキレともになかなか良かったが、打たれる形がいつも同じ」と苦言を呈した。
涌井の復活に期待するファンも「涌井が負け越しとなると、シーズンはきつくなる。10個くらいは貯金してもらわないといけない投手」「今年は涌井に期待してる!ロッテで2年目だし、だいぶ慣れてきたから大丈夫でしょ」「元最多勝投手の意地をみせてくれ」とコメントを寄せている。
西武時代には最多勝を獲得するなど、同世代のダルビッシュらと凌ぎを削った。年齢的にもまだまだ老け込む年ではないだけに、涌井の復活を期待するファンは多いだろう。エースの成瀬が抜けた穴を埋められるか、ロッテが再び上位争いに食い込めるかはこの男の右腕にかかっていると言っても過言ではない。
《浜田哲男》
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