フランスのサン・カンタン・アン・イブリーヌで2月18~22日に開催される2015年UCIトラック世界選手権で、史上初めてオンボードカメラが搭載されることがUCI(国際自転車競技連合)から発表された。
大会期間中、テレビやインターネットを通して、まったく違う視点からレースの迫力を体験できることになる。
オンボードカメラは選手間の公平を期すため、それぞれのレースに出場する全選手のバイクに搭載されることになる。カメラはサドルの下に固定され、後方で起こっている様々なアクションをとらえていく。
過去数週間に渡りカメラ搭載のテストが行われ、そのテスト映像も公開されている。トラック世界選手権で撮影されるオンボード映像は、会場のスクリーンや全世界30ヵ国のテレビ局、インターネットを通じてライブで届けられる。
オンボードカメラは過去にもロード世界選手権、シクロクロス・ワールドカップなどのUCI主催大会でも使用され、成功を収めてきた。今後もUCIのトラック競技イベントでは、オンボードカメラは活用されていく予定だ。
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