後半戦に入ってもチームを立て直せないユルゲン・クロップ監督と、ボルシア・ドルトムントへのファンの風当たりは厳しいものとなっている。
アウクスブルクに0-1で敗れた試合後、一部選手がスタンドに歩み寄りファンとの対話を試みる場面も見られた。クロップ監督は「ファンの不満はもっともだ」と今季を振り返る。
「クロップ監督(以下敬称略):今日に始まったことではない。ファンは以前からブーイングをしていた。今季の我々のように敗戦が多いことにファンが不満な様子を見せるのは、サッカーではごく普通のことだ」
監督は選手の様子や今後への意気込みも語った。
「クロップ:今朝の練習でブーイングに対してショックを受けている選手はいなかった。我々は団結していると自覚することで、強くなることができると思う。ファンもそう考えている。だがピッチ上で起こることに関しては我々チームに責任がある。ファンだけでなく順位のためにも、これから結果を出さなければならない」
依然としてブンデスリーガ最下位、降格圏から抜け出せないでいるドルトムント。ここからの逆襲を見せられるか。
《岩藤健》
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