自然と共存する厳しさ…ツアー・ダウンアンダーで豪州が世界に伝えたかったこと【写真蔵】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

自然と共存する厳しさ…ツアー・ダウンアンダーで豪州が世界に伝えたかったこと【写真蔵】

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ツアー・ダウンアンダー15、第3ステージ
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  • Start at Norwood
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  • interview
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2015年森林火災でスタートを切った南オーストラリア州。このツアー・ダウンアンダーのレース中は多くの被災現場を見ながらの展開となりました。

ステージ3は、ノーウッドからパラコームまで143.2km。ノーウッドから約30kmほど離れたグマラチャ、バードウッド、ウッドサイド、カドルクリークは、火災が起きてからは毎日のようにメディアで名前が出ていた場所です。

この周辺には自然の動物たちも多く住んでいるので被害にあいました。普段は人間には決してなつかないコアラが火災現場からでてきて、消防隊員の手から水をもらったり道路に流れてきた雨水を飲む姿などがありました。

「安全なコースの整備にあたったので、コースは予定通りのルートで行う。被災現場を世界のメディアに発信できるチャンスである。また開催することで経済効果も望めるのでは。」とレース1週間ほど前にイベントディレクターから発表がありました。

コースでは途中多くの木が黒く焼け焦げ、森林は秋の紅葉のように色が変わっていました。

海外から来た選手たちの目には、どのように写ったのでしょうか。

ゴール地点のパラクームは今回のツアー・ダウンアンダーのゴール地点で最も小さな街。レースが行われたことで、被災後の地元の人々の活性化に繋がりました。

レースの結果は、一位、二位ともオーストラリア人。デニス・ローハン(BMC)、カデル・エバンス(BMC)と続き、三位はクラーク・ウィリアム(DPC)がこの小さな街でのゴールを決めました。

デニス・ローハンのゴール瞬間、握りこぶしで両手を挙げた姿やレースが終わった後、仲間たちと嬉しそうに抱き合う姿が印象的でした。

ツアー・ダウンアンダーを通じてオーストラリアから世界に発信したかったことは、豊かな自然とその環境を守るための取り組み、さらには自然と共存する厳しさの一端だったのではないかと、感じています。
《Photographer Asami SAKURA》
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