【全豪オープン15】錦織、フェレールをストレートで破り8強…次戦は前回王者ワウリンカ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全豪オープン15】錦織、フェレールをストレートで破り8強…次戦は前回王者ワウリンカ

スポーツ 短信
錦織圭(2015年1月26日)(c)Getty Images
  • 錦織圭(2015年1月26日)(c)Getty Images
テニスの全豪オープンは26日、日本の錦織圭が男子シングルスに登場し、ダビド・フェレールを6-3、6-3、6-3のストレートで破り3年ぶりの全豪ベスト8を決めた。

過去9度対戦し7度フルセットまでもつれてる相手。最近4連勝中と相性はいいが、フルセット以外の対戦はフェレールのストレート勝ちと油断ならない。

錦織は立ち上がり少し固いところを見せ、左足に貼ったテーピングの影響か顔をしかめる場面もあった。

それでも錦織は素早いフットワークと、今シーズンに向け強化してきたサーブでフェレールを圧倒する。

サーブは最速200キロを計測し、流れがフェレールに行きそうなところでエースを取り、再び引き戻す。

第2セットの立ち上がりは不安定でミスを連発した錦織。ブレークされれば一気にフェレールが牙を剥く恐れもあったが、要所の粘りで渡さない。

ミスはしても、譲れない場面で大崩れしない強さが今の錦織にはある。

フェレールとの高速ラリーも制し、本人も「予想してなかった」と言うストレート勝ち。

グランドスラム2大会連続決勝進出に向け、錦織の調子は上がってきた。

ファンは「ジョコビッチ打倒の1番手。いま最もジョコビッチに近い存在」「ワウリンカとの試合は素晴らしいものになるだろう」「今大会で1番好きな選手」「負けるな圭」「君なら優勝できる」と期待する。

ワウリンカは世界ランク4位。昨年の全豪優勝で大きくポイントを上積みしたが、今年連覇を逃せばその分一気に失う。この直接対決で叩いておけば、全豪オープン終了後に錦織の4位浮上もありえる。
《岩藤健》

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