【ツアー・ダウンアンダー15】ローハン・デニスが僅差で総合優勝に王手「リッチーのアタックは遅すぎた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・ダウンアンダー15】ローハン・デニスが僅差で総合優勝に王手「リッチーのアタックは遅すぎた」

スポーツ 短信
2015年ツアー・ダウンアンダー第5ステージ、ローハン・デニス(BMCレーシング)が総合首位
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  • ステージ5
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  • 綺麗な海を見ながらのレース
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2015年ツアー・ダウンアンダー第5ステージは、地元オーストラリア人同士の対決となった。総合首位のローハン・デニス(BMCレーシング)はリッチー・ポート(チームスカイ)にステージ優勝を奪われたものの、遅れを9秒に留めて2位でゴールした。

この結果、デニスは総合ではわずか2秒差でリーダージャージをキープ。最終ステージのクリテリウムを残して、自身初のワールドツアーのステージレース総合優勝に王手をかけた。

この日の作戦についてデニスは「誰もいいアイデアは出てこなかったし、いいアドバイスもなかった。ただ集団前方に留まって、風を避けて、ついていくだけだった。実は彼(ポート)が最初に飛び出したとき、僕は楽だったんだ」と振り返る。

しかし、この日のポートの調子を考えると、総合を逆転される可能性は十分にあったとデニスは分析する。

「でも彼はアタックを続け、再びアタックした。残り350~400mぐらいで僕はいっぱいいっぱいになった。あのまま走り続けたら、くたばっていただろう。今だから思うけど、リッチーのアタックはちょっと遅すぎたね。今日の彼は僕よりもいい脚を持っていたから、彼に感謝しないとね」

3日連続でオーカー(黄褐色)ジャージに袖を通したデニスは「すごくうれしいよ。僕のチームもすばらしかった。本当に最高だった。このチームなしでは獲得できなかった。よくある言い回しだけど、彼らは本当にすごかったんだ。緊張が高まる状況では僕を囲んで守り、僕の仕事を簡単にしてくれた」とチームへの感謝を惜しまなかった。
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