テニスの全豪オープンは22日、男子シングルス2回戦が行われ添田豪は第31シードのベルダスコに3-0でストレート負けした。
元世界ランク7位のベルダスコ相手に、いきなり第1セット第1ゲームをブレークした添田。しかし「相手のミスで取れた」というブレークに、微妙な狂いが生じたかすぐにブレークバックを許す。第6ゲームもブレークされ3-6でセットを落とした添田。
第2セットに入るとベルダスコのサーブが冴え渡る。第1セット、第3セットを連続ブレークされると、第4ゲームでブレークバックのチャンスを活かすことができず、2-6で落とした。
第3セットはタイブレークにもつれこんだが、ここでもベルダスコのサーブが随所で決まり、最後はサービスエースを決められ添田豪は2回戦敗退となった。
初のグランドスラム3回戦進出は逃した添田だが、日本のファンからは「1回戦勝つだけでも素晴らしいこと」「スタッツ見るかぎりそこまでの差は無いように感じる」「シード選手相手によく頑張った」と暖かい声が寄せられた。
試合後の添田は「強い選手とやるときは自分から仕掛けないといけないのに、消極的になってしまった」と課題も口にした。2012年には日本人男子歴代3位となる世界ランク47位に躍進した添田。
「今年は勝負の年」と語る30歳のシーズン、どのような戦いを見せてくれるか。
《岩藤健》
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