アルゼンチンのステージレース、ツール・ド・サンルイス(UCIアメリカツアー2.1)が1月19日に開幕。第1ステージはサンルイス~ビラ・メルセデス間の186.8kmで争われた。
南米大陸最大のレースとして、ヨーロッパからの多くのトップ選手がシーズン初戦として出場するツール・ド・サンルイス。1月25日まで全7ステージで争われる。
第1ステージは3人の逃げ集団が形成されたが、トップスプリンターのマーク・カベンディッシュ擁するエティックス・クイックステップが集団をコントロール。残り15kmを切ったところで、3人を吸収する。
その後もエティックス・クイックステップはカベンディッシュのために集団前方で位置取りするが、ゴールスプリントを避けたいライバルチームは何度もアタックをしかける。
しかし、最後はスプリントで決着。写真判定にもつれ込む接戦となったが、早めにしかけた20歳のコロンビア人フェルナンド・ガビリア(コロンビアナショナルチーム)がカベンディッシュを抑えてステージ優勝。総合首位のリーダージャージも獲得した。3位にはサッシャ・モドロ(ランプレ・メリダ)が入った。
悔しい2位に終わったカベンディッシュは「僕たちはラスト50kmはずっと前方にいた。彼らの仕事に報いられずに残念だ。僕は残り300mの標識を見たけど、すごく小さかった。残り200mの標識を待ったけど、見つからなかった。そのときガビリアが飛び出したんだ。彼はすごく速かった。ゴールラインは見えたけど、残り200mはまだ見えなかった。でも、そこで行かなきゃいけないとわかったんだ。彼を捕まえるには、遅すぎたね」とレースを振り返った。
20日の第2ステージは早くも頂上ゴールとなり、総合順位争いの行方に注目が集まる。
《》
page top