【全豪オープン15】錦織、難敵を下し初戦突破 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全豪オープン15】錦織、難敵を下し初戦突破

スポーツ 短信
錦織圭(2015年1月20日)(c)Getty Images
  • 錦織圭(2015年1月20日)(c)Getty Images
  • 錦織圭(2015年1月20日)(c)Getty Images
  • 錦織圭(2015年1月20日)(c)Getty Images
テニスの全豪オープン2日目が行われ、錦織圭は1回戦で世界ランク69位のニコラス・アルマグロと対戦。セットカウント3-0のストレートで下し2回戦進出を決めた。

アルマグロは2014年シーズンを足の怪我で長期欠場し、ランキングは69位まで落としていたが自己最高位は9位。長く10位台でプレーしてきた選手だ。

この試合も第1セット第1ゲーム、いきなり錦織のサービスゲームをブレークする。難敵に先手を奪われた錦織だが、慌てることなく自分のテニスを続け、ブレークバックに成功。その後もアルマグロのサービスをブレークし、第1セットを先取する。

第2セットは互いに相手のサービスゲームを2度ブレークし合う一歩も譲らない展開。タイブレークに突入したが、そこから錦織が6ポイント連取し7-1で圧倒した。

第3セットに入っても錦織の勢いは止まらず、第1ゲームいきなりアルマグロのサービスをブレーク成功。積極的にネットへ詰めるプレーで、リズムに慣れてきた相手を揺さぶる駆け引きも見せた。最後まで自分のサービスゲームをキープした錦織が、ゲームカウント6-2で第3セットも奪いストレート勝ちした。

世界ランク5位、第5シードで登場した錦織。もはや優勝候補の一角と言っても過言でないだけに「こうなってみるともちっとハラハラもしたかった」「安定感というか、負ける気がしない」「タイブレークでの強さ。精神力すごい」といった声が寄せられている。

スタッツを見るとアルマグロが押していた部分も多く、セットカウントほど一方的ではなかった内容に「調子良くはなさそうでしたが、いい勝ち方でした」「初戦の相手としては、凄く難しい相手でしたが流石です」と、勝ちきる強さを評価する意見も目立った。

日本人初のグランドスラムシングルス制覇に向け、まずは快調な滑り出しを見せた錦織に大きな期待が掛かる。そして20日は男子シングルスに添田豪が、女子シングルスにはクルム伊達と奈良くるみが登場する。

こちらも注目していきたい。

《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top