ワシントン・ナショナルズは14日、アスレチックスとの交換トレードでユネル・エスコバル内野手を獲得したと発表した。代わりにタイラー・クリッパード投手が放出される。
日本球界に比べ流動性の高いメジャーだが、それでも今回のトレードは驚きを与えている。昨季レイズで137試合に出場したエスコバルは今月10日にトレードでアスレチックスへ来たばかり。1週間と経たないうちにワシントン行きを命じられた。
「やはり最初から転売目的でエスコバルとって来たんだろうな」という声が出るのも当然だ。
アスレチックスへ移籍が命じられたクリッパードは29歳のリリーフ投手。昨季は75試合に登板し防御率2.18、7勝4敗1セーブの成績だった。5年連続70試合以上登板の鉄腕でもある。
突然のトレードにファンからは「クリッパード放出してまでエスコバル取る意味が分からん」「いやいやいや何を考えてるの」「ナショナルズが損しかしてない」など、中継ぎの柱を放出するトレードに多くの疑問が寄せられている。
また「この冬だけで2回トレードって、すごいな」「エスコバルかわいそう」と、補強の駒にされたエスコバルを心配する声も聞かれた。
《岩藤健》
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