1月10日、巨人の杉内俊哉投手が、鹿児島の薩摩川内市内で自主トレを公開。遠投やランニング、ウエートトレーニングなどで汗を流した。
杉内は昨季10勝を挙げたものの、やはり全盛期の杉内を知るファンからすれば物足りない。杉内は「三振の数が年々減っている。もう一度、奪三振にこだわりたい」と、勝ち星が伸び悩んでいる要因を分析し、今季への意気込みを語った。
二桁勝利を挙げたものの、やはり杉内に対する期待は大きいのか、「杉内はこんなもんじゃないだろう。もっと勝ってほしいし、もっと三振をとってほしい」「ソフトバンクにいた頃の杉内はダルビッシュにもマー君にもひけをとらなかった」「杉内が投げれば大丈夫っていうイメージが昔はあった。あの姿を取り戻してほしい」と、全盛期の杉内の姿を思い起こして現状と比較するファンも多い。
通算150勝に14勝に迫っており、杉内としても是が非でも今年中に達成したいところ。全盛期のスライダーのキレを取り戻し、再び三振の山を築くような圧倒的な投球がシーズンを通してできれば十分に可能な数字だ。通算150勝、巨人のリーグ4連覇、そして日本一に向けて、杉内の投球に注目が集まる。
《浜田哲男》
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