試合を通じ両者ともタイブレークに入るまでサービスゲームブレイクがない熱戦。身長196センチ、世界有数のビッグサーバー・ラオニッチが今大会最多となる32本のサービスエースを決めると、錦織も粘りのテニスでサービスゲームを確実にものにしていく。
最後はラオニッチにリターンエースを決められ敗れたものの、2時間33分に及ぶ熱戦に錦織は「全豪に向け、いい準備ができた」と本番での逆転に自信を覗かせた。
2015年初優勝とはならなかったが、新世代同士の白熱した試合にファンは「3セットともタイブレまでもつれるいい試合だったな」「このふたりはいいライバル同士になったね」「錦織選手とラオニッチ選手すごい試合なったな」「ミスが先に出た方が負ける互角の戦い」「錦織、ラオニッチに惜敗か。 ラオニッチはいいライバルだな」など、今後も名勝負を通じ成長してくれそうと感じたようだ。
最近は米国の有力誌『TIME』でアジア版と南太平洋版の表紙を飾った錦織。今年も日本の顔として世界と真っ向勝負だ。
投稿 by Kei Nishikori.