2014-15UCIシクロクロスワールドカップ第4戦ベルギー・ナミュール大会が12月21日に行われ、男子エリートはケビン・パウエルス(ベルギー)が2連勝を飾った。
ナミュールの城郭を利用したシクロクロス屈指の難コース。男子エリートは9周で争われた。
序盤はマルセル・ウィルドハバー(スイス)がペースを作るが、4周目のトム・メーウセン(ベルギー)のアタックにパウエルスはラルス・ファンデルハール(オランダ)、コルネ・ファンケッセル(オランダ)とともに反応する。
6周目に先頭からオランダ王者のファンデルハールがアタックすると、メーウセンは後退、ファンケッセルはクラッシュ、パウエルスも遅れをとる。しかし、残り2周でパウエルスはファンデルハールに追いつき、ここから攻撃に転じる。
そして最終周のオフキャンバーセクションでパウエルスはファンデルハールを引き離し、前戦イギリス・ミルトンキーンズ大会に続く優勝をつかんだ。ファンデルハールは後方から追い上げてきたフィリップ・バスルレベン(ドイツ)をかろうじて振り切り、2位に入った。全日本王者の竹之内悠は49位だった。
この結果、ワールドカップのポイントランキングは残り2戦で首位パウエルスが2位メーウセンに対し、77ポイントの大量リードを築いている。
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