元日本代表DF中田浩二・元日本代表柳FW柳沢敦といった日韓W杯を戦ったメンバーの引退発表が続いている。
中田は35歳、柳沢は37歳。川崎フロンターレを退団することになった35歳の稲本潤一は現役を続けるようだが、35歳という年齢は、多くのサッカー選手がピリオドを打つことを決断する区切りのひとつとみられる。
中田、柳沢、稲本といえば日韓W杯のメンバーであり、ベスト16への原動力となった選手たちだ。この時、日本中は大いに盛り上がり、W杯フィーバーを迎えていた。
当時の選手たちの様子を撮影していたドキュメンタリーDVDがある。それが「六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント」だ。映画監督の岩井俊二氏が編集を手掛けている。
試合後のロッカールームでの選手たちの興奮ぶり、トルシエ監督の情熱的な説明、ハーフタイムでの選手たちのやりとりなどが克明に切り取られている。
2002年の感動が再び蘇れる映像。まだ観たことのない方はぜひ観てもらいたい。日本代表の練習風景、当時の代表選手の素の姿を見ることができる。
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