白熱の戦いが続いたJリーグも12月6日の最終節で全日程を終えた。勝ち点差なし、得失点の差で争う首位G大阪と、2位浦和、逆転優勝の可能性を残す3位鹿島のデッドヒートも気になる最終日。残念なことに雪の影響で1試合が中止となった。
新潟のデンカビッグスワンスタジアムで行われるはずだったアルビレックス新潟対柏レイソルの試合は、積雪のため中止が決定した。代替日などは未定で、リーグ関係者も対応に追われている。
Jリーグでは春秋制から、秋に開幕し春に終わる秋春制への移行がたびたび議題として持ち上がるが、豪雪地帯のクラブも参加するリーグでは今回のような問題がより起こりやすくなると反対意見も多い。
30センチ以上の積雪で試合が中止になった今回の件。ファンからは「とりあえず秋冬制なんてムリだと解れ!」「中止ですか…納得かな」「2シーズン制になるともっと遅い時期でも試合やることになるのに、本当に2シーズン制にするの?」「冬に試合が多くなるのは無理じゃね」「こんなのがあるから、日本でサッカーの秋冬開催は無理だと思う」など、あらためて秋春制への移行を懸念する声が多数寄せられている。
今シーズンの集大成と楽しみにしていたファンも多い最終節。代替日の決定などリーグには迅速な対応が求められる。
《岩藤健》
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