神奈川県厚木市のスペシャライズド・ジャパン社屋1階ラウンジの「エンデュアライフ」では、2014年ツール・ド・フランスで総合優勝したビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)の駆ったスペシャライズド・S-WORKSルーベの展示を12月6日から開始した。
展示されるS-WORKSルーベはツール第5ステージで使用された実車だ。通常はS-WORKSターマックに乗るニーバリだが、パベと呼ばれる石畳がコースに登場した第5ステージでは振動吸収性に優れたS-WORKSルーベを選択。そしてニーバリは区間3位に入り、総合優勝を狙うライバルたちとのタイム差を広げることに成功。S-WORKSルーベはニーバリの総合優勝に大きく貢献することになった。
そのニーバリのS-WORKSルーベ、なんとパベの泥が付着したまま展示されているそうだ。通常、展示されるバイクはピカピカに磨き上げられたものだが、パベで走った実車だけに泥が残っているのはファンにはうれしい配慮。
エンデュアライフのブログでは、実車から計ったニーバリのサドル高、各パーツのサイズが記されているので気になる人は要チェックだ。
《五味渕秀行》
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