2015年2月に開催される中東のステージレース、ツアー・オブ・カタールにマルセル・キッテル（ジャイアント・アルペシン）、ペーター・サガン（ティンコフ・サクソ）、アレクサンドル・クリストフ（カチューシャ）らトップスプリンターが出場することが12月2日に発表された。
2014年ツール・ド・フランスでキッテルはステージ4勝、クリストフはステージ2勝、サガンはポイント賞を獲得した名スプリンターである。
またフランス・ロード王者アルノー・デマール（FDJ）と、FDJからコフィディスに移籍したナセル・ブアニも参戦し、チームメイトからライバルとなったフランス人スプリンター同士の対決も注目。2人は25歳以下で、ヤングライダー賞候補でもある。
南アフリカから参戦するMTNクベカは、ゲラルド・チオレックに加え、タイラー・ファラー、テオ・ボス、マシュー・ゴスらを補強し、最強スプリントチームのひとつとなるだろう。
その他にもアンドレア・グアルディーニ（アスタナ）、サッシャ・モドロ（ランプレ・メリダ）、アダム・ブライス（オリカ・グリーンエッジ）、ダニエーレ・ベンナーティ（ティンコフ・サクソ）、ファンポッペル兄弟（トレックファクトリーレーシング）、サム・ベネット（ボーラ・アルゴン18）、ハインリッヒ・ハウッスラー、マッテーオ・ペルッキ（IAMサイクリング）ら有力スプリンターが出場予定だ。
また春のビッグレースを視野に、多くのクラシックレーサーも参戦。2014年パリ～ルーベ覇者ニキ・テルプストラ（エティックス・クイックステップ）をはじめ、ファビアン・カンチェラーラ（トレックファクトリーレーシング）、ラルス・ボーム（アスタナ）、フィリップ・ジルベール、グレッグ・バンアーベルマート（BMCレーシング）、マチュー・ラダニュー（FDJ）、イアン・スタナード（チームスカイ）、マッティ・ブレシェル（ティンコフ・サクソ）らが、砂漠と風が待ち受けるカタールへと向かう。
2014年世界ランキング1位のアレハンドロ・バルベルデ（モビスター）も、カタール初参戦の予定。一方、2004年以降毎年出場しているトム・ボーネン（エティックス・クイックステップ）は、自らのステージ優勝22回、総合優勝4回の大会記録更新を目指し、再びカタールに降り立つ。
2015年ツアー・オブ・カタールは、2月8日～13日に開催される。
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