サンフランシスコ・ジャイアンツからフリーエージェントとなっている、パブロ・サンドバル内野手に、レッドソックスとパドレスが条件を提示した。
先に内容が伝えられたのはレッドソックス。6年契約を希望するサンドバルに、5年総額9500万ドル((約112億円)の契約を提示。この情報はすぐさまメディアに載り、レッドソックスの本気を窺わせた。
しかし現地22日にサンフランシスコの新聞が伝えたところによれば、パドレスが提示した条件はレッドソックスのそれを上回るものであり、残留を希望するジャイアンツも退け現時点では最高のものとなっている。
詳細は明かされていないがレッドソックスの額を上回るとなれば、5年1億ドル近い条件が提示された可能性もある。
ますますヒートアップするサンドバル人気だが、ファンは冷静に見ている。
「サンドバルって年平均が20M近い長期契約できる器じゃなくね?」「長期契約はリスクが大きすぎる」「サンドバルに5年95Mのオファーは明らかに高過ぎ」「ポストシーズンでは頼りになるけどレギュラーシーズンではそこまで…」といった意見。
また生え抜き選手として人気が高いサンドバルには、応援するチームに来てもらいたいがジャイアンツのユニフォームを着続けて欲しいと、複雑な気持ちのファンも。「サンドバルはやっぱりSFに残ってほしいなとおもう。来てくれたらうれしいけど」。
近日中に移籍か残留が決まると見られる。
《岩藤健》
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