最終戦までもつれこんだワールドシリーズは日本時間の10月30日、ロイヤルズの地元カウフマン・スタジアムで行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツが3-2で勝利した。この結果、今年のワールドシリーズはジャイアンツが優勝した。
2本の犠牲フライで2回に2点を先制されたロイヤルズ。すぐさま裏の攻撃で2点返し同点に追いつくも、逆転までは至らない。ジャイアンツは4回表に勝ち越すと、5回からはバンガーナーをマウンドに送る。
第5戦の完封勝利から中2日。体力的にはつらいはずの左腕だが、一切そんな素振りは見せない。いつもどおり表情を崩さず淡々と抑えていく。
最後の打者ペレスをサードフライに抑え優勝が決まった瞬間だけ、わずかに笑顔を見せた。
この結果にファンは、
「ワールドシリーズ最終戦まで 楽しませてくれた!」
「3-2って僅差じゃん?って思っていたけど、もうロイヤルズの選手達が全く打てる感じがしなかった」
「やっぱりブルペン力と絶対的なエースが必要」
「青木が優勝するの見たかったなっ。でもワールドシリーズまでよくやってくれました」
「バムガーナーてすげーな」
このシリーズ3度目の登板となったバンガーナーは、21イニングを投げ防御率0.48とロイヤルズ打線を寄せ付けず、納得のMVP獲得となった。
《岩藤健》
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