【F1】フェラーリがベッテルの加入を発表、アロンソ離脱 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【F1】フェラーリがベッテルの加入を発表、アロンソ離脱

スポーツ 短信
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)
  • フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)
スクーデリア・フェラーリは11月20日、来季のドライバー体制を発表した。かねてより噂のあったセバスチャン・ベッテルが加入し、キミ・ライコネンとともに戦う。

フェラーリはシューマッハが黄金時代を築いたチーム。ドイツの後輩ベッテルとしては、憧れのシートでもあった。フェラーリからはフェルナンド・アロンソが離脱。来季の移籍先を探す。

2013年後半から話し合いを続け、他チームに移籍することを考えていたと明かしたアロンソ。来季の所属先はマクラーレン・ホンダが有力視されている。

フェラーリのドライバー体制発表を受け、気が気でないのがジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンの2人。マクラーレン・ホンダと契約するバトン、マグヌッセンは、アロンソが移籍してくる場合どちらかがシートを失う。

特にバトンは苛立ちを見せている。マクラーレンが来季ドライバー体制について、11月中の発表はないとしたためだ。もし来季の契約がないのであれば、早めに言ってもらったほうがドライバーはありがたい。移籍に向けた動きが遅れれば遅れるほど、シートは埋まっていってしまうためだ。

この移籍にファンは、「正式発表ですか…そっか、何だか色々惜しいなー」「アロンソはマクラーレンホンダで個人的には嬉しい」といった声や、「うわさされていたが、やはりそうか」などの意見も。残念がるコメントとして「アロンソはフェラーリからいなくなるのか。赤がよく似合ってて好きだったんだよな」、「アロンソも勝てないチームにいる必要もないしな、頑張れフェラーリ」といった慌ただしい状況を反映する声もあがった。

フェラーリで不本意なシーズンを過ごしタイトル無しに終わったアロンソ。新天地での復活を目指す彼と、憧れのシートに座る権利得たベッテル、来季F1で走れるかも怪しくなってきたバトン。

様々な人間模様が交錯している。
《岩藤健》

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