FA権を行使した上での残留を宣言していた阪神の能見篤史投手が、チームと3年契約で合意した。9勝に終わった今季の成績を反映し年俸は1000万円減の1億4000万円だったが、35歳で3年契約を提示した球団に、感謝の言葉を述べた。
能見は会見で自身の年齢に触れ「3年契約にすごく意味がある。必要な選手だと言ってもらえたことが嬉しかった」と語った。
今季は若手重視のチーム方針と合わずFA宣言した他球団の選手もいる中で、阪神は長く左のエースとしてチームを支えてきた功労者に、精一杯の誠意を示した格好だ。
能見の残留にファンは、
「能見さん… 阪神で骨を埋めるんですね。 頼もしいな、頑張れ」
「[ずっと阪神でやるつもり] 能見さんの口でこの言葉を聞けて嬉しいです」
「能見はずっと阪神にいてもらわなあかん選手やからな」
「能見さん、これからも阪神のエースとしてがんばってね~!」
「今年は不本意な成績だったけど、今後も絶対必要な存在なのはみんなわかってるからね」
先日の巨人阪神連合軍とMLB選抜の試合では、フォークで三者連続三振を奪う投球も見せた能見。10年ぶりの優勝に向け来年も中心で活躍するのは間違いない。
《岩藤健》
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