MLB選抜との日米野球を前に、侍ジャパンで新たな動きがあった。ソフトバンクの中村晃外野手が右肩炎症のため辞退、代わりにDeNAベイスターズの筒香嘉智外野手が選ばれた。
筒香選手は2009年にドラフト1位で入団。2010年は高卒1年目ながら2軍で本塁打と打点の二冠王を獲得。和製大砲候補として大いに期待された。しかし1軍では結果が出ず、2011年からの3年間で、ホームランはわずかに19本だった。
ところが2014年はオープン戦から好調を維持。チームの中軸として持ち前の長打力だけではなく、得点圏打率4割を超える勝負強い打撃で負傷離脱したブランコに代わり4番も務めた。
外野守備中に味方と接触し脳しんとうで離脱した期間もあったが、最終的には既定打席に到達し打率3割、22本塁打、77打点。ヤクルトの山田らと並び、今年最もブレイクした日本人打者となる。
筒香の落選には懐疑的なファンも多かった。代役ではあるが選ばれたことに当然、最初から選ぶべきだったとの意見も多い。
「今年結果出した筒香を最初の選出で選ばなかったり、T岡田選ばれてなかったり、わりと謎」
「日本代表に筒香きたあああああああ」
「侍ジャパンでもホームラン期待してます!」
「あの力強いスイングを、侍として観れるのを楽しみにします」
「何故最初から選ばないのか」
MLB側も全選手が発表され、ドジャースタジアムで汗を流した。日米野球は12日から開幕する。
《岩藤健》
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