今季年俸2億円から大幅なダウン提示を受け、自由契約選手として来季の所属先を探していた新井貴浩に、広島の松田元オーナーが言及したという。
もともと新井は広島にドラフト6位で入団。努力でレギュラーポジションを勝ち取った苦労人でもある。その人柄や練習熱心な態度を知るだけに、阪神を自由契約となった新井に最後の舞台を用意したいと考えているようだ。
新井は2008年にFA権を行使。優勝争いができるチームに身を置きたいと、阪神に移籍した。もし復帰が決まればFA移籍からの出戻りとなり、ファンの中には複雑な心境を語る人も少なくない。
「一番のネックは新井がFAする時に苦言を呈した緒方が監督ってことやろな」
「いらないんじゃないかなぁ。7000万円も出せないと思うし」
「「戦力外」の状態で獲るだなんて。話にならぬ」
「まあ…出ていく時はあーいう事になっちゃったけどもし帰ってくるなら頑張ってほしいね」
「ネタ的には面白いのでそれでもいい。それでこそ新井!」
広島は若手が成長し内野の定位置争いも熾烈だ。年俸も阪神ほどは出ないだろう。条件面で厳しいものになるのは間違いない。
《岩藤健》
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