国内フリーエージェント権を取得した日本ハム・大引啓次選手の獲得に向け、楽天が調査を開始したことが分かった。
大引選手の獲得には既にヤクルトも動き出しており、もしFA権を行使すれば複数球団での争奪戦となる可能性が出てきた。
楽天は今季、正遊撃手としてショートを守ってきた松井稼頭央を、守備負担減らす目的からサードや、終盤にはレフトへ回す機会が増えた。その甲斐あって松井は月間MVPも獲得したが、チームは穴を埋めるべきショートが見つけられなかった。
主にプロ5年目の西田が起用され94試合に出場したが、打率.250、ホームラン7本、41打点と、いま一歩足りない成績に終わった。
レギュラーとして年間を通じ出場でき、守備力はもちろん得点圏打率.312の勝負強い打撃も魅力の大引は、まさにチームの補強ポイントを埋める存在。
一方でファンからは、西田を固定し育てるべきとの意見もある。
「欲しい人材では有るよなぁ でも 西田を使うべきだなぁ 」
「何のために今年西田を固定したのか」
「松井稼が外野ってのも寂しいけど、選択肢が増えるぐらいに思っておこう」
「個人的にいいと思うけど西田出さんかったらたぶんファンがうるさいんじゃないかなー?」
今年の最下位から巻き返しを図る楽天と、65周年の来季にかけるヤクルト。両者ともに引けない戦いとなりそうだ。
《岩藤健》
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