【ツアー・オブ・ハイナン14】最難関の第7ステージ、アントマルキが2勝目を挙げ総合首位に再浮上 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・オブ・ハイナン14】最難関の第7ステージ、アントマルキが2勝目を挙げ総合首位に再浮上

スポーツ 短信
中国のツアー・オブ・ハイナン(UCIアジアツアー2.HC)、10月26日の第7ステージは東方~五指山間の199.1kmで後半に1級山岳が3つそびえる最難関ステージでの争いとなった。

長距離ステージにもかかわらず、レースは高速で進行。山岳賞ジャージを着るセルゲイ・グレチン(ウクライナ・ナショナルチーム)が他の2人とともに逃げ、山岳ポイントを加算していく。

最後の1級山岳ではアンドレイ・ゼイツ(アスタナ)とジュリアン・アントマルキ(ラ・ポム・マルセイユ)がアタック。この2人の争いを制したアントマルキが第4ステージに続く2勝目を挙げ、ゼイツが1秒差で2位となった。3位は39秒差でニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)が入った。

アントマルキは再びリーダージャージを獲得し、残り2ステージを残して総合優勝に向けて大きく前進した。

30歳のフランス人、アントマルキは「僕の勢いを証明している。このステージ2勝目は僕たちの調子を物語っているね。1勝目もよかったけど、状況によるものだった。僕は長い逃げの最後に全力を尽くしたけど、集団が違う走り方をしていれば負けたかもしれなかった。今日は最強の選手たちの争いだった。残り15km、最後の上りのふもとで僕はゼイツについていった。彼は総合のタイムを上げなければならなかった。僕は上りの後半とゴールに向かう下りで彼と先頭交代し、ラスト150mで彼をスプリントで破った。最高の勝利だね」と振り返った。
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