今年のドラフト会議で注目選手の1人に挙げられていた京都大学、田中英祐投手を千葉ロッテが2位で指名した。同大で工学部の学生として夜遅くまで勉強する一方、150キロ近い速球を武器に関西学生リーグで8勝した期待の右腕だ。
研究が忙しい時期は野球部の練習に参加できず、1人黙々と身体を動かす日もあった。専攻を活かした道に進むか、野球を続けるか迷ったこともある。それでも最後はプロ志望届けを出し、京大の野球部に新しい歴史を作った。
京大初のプロ誕生を前にファンは、
「ロッテ見に行きたくなるわー」
「会見で指名されたことに嬉しそうな表情を見せてくれたので応援します」
「うちの大学の弱い野球部からすごい!」
「凄いねぇ!!がんばってください!!」
「スポ少とか中学生の部活とかで文武両道、と言われるけど、凄いなぁ。頑張って欲しい」
田中投手は独占交渉権を獲得した千葉ロッテと交渉し、双方で合意が得られれば入団となる。
《岩藤健》
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