10月19日に栃木県宇都宮市で開催された2014ジャパンカップサイクルロードレース終了後、19時から同市内のホテルでキャノンデールプロサイクリングのアフターパーティーが開かれた。
アフターパーティーにはレースに出場した5人の選手ダビデ・フォルモロ、パオロ・ロンゴボルギーニ、マルコ・マルカト、モレノ・モゼール、クリスティアーノ・サレルノほかチームスタッフも参加。会場に集った参加者はキャノンデールのレプリカジャージやグリーンのオリジナルTシャツを着用。さらにグリーンのカクテルも用意され、会場はグリーン一色。
漫画「弱虫ペダル」の作者、渡辺航さんによる「カンパイ!」でパーティーは始まった。MCを担当するのはJ SPORTSの実況でおなじみの白戸太朗さんだ。
参加者は選手にサインをお願いしたり、一緒に写真を撮ったり、選手にウサ耳を着けてみたり、思い思いの方法でパーティーを楽しむ。選手たちもシーズンが終了したのでノリノリで応じてくれる。その一方でハシを使いながら上手に料理を口に運ぶ選手たち。サレルノは来日回数も多いため慣れた手つき。
そして綱引き大会。参加者が4チームに分かれてトーナメント式で戦い、勝ち残ったチームが選手と対決できる。選手はレース以上に真剣な表情で力の限り綱を引いた。力を入れすぎて会場のカーペットが剥がれたくらいだ。
ジャパンカップのゼッケンが着いたジャージの抽選会なども行われ、2時間のパーティーはあっという間に幕を閉じた。選手たちは短い日本滞在にも関わらず日本のファンとの交流を楽しみ、ヨーロッパへと帰っていった。
世界のトッププロたちが遠い日本までレースに来てくれるのは、レースでの熱い応援やアフターパーティーなどで日本のファンたちが心から歓迎しているからだ。それを改めて感じさせてくれる楽しいひと時だった。
《五味渕秀行》
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