2014ジャパンカップサイクルロードレースに出場予定だったものの、直前の練習で負傷したため欠場となったファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)が、レース当日の10月19日に来日した。
カンチェラーラやタイムトライアルやクラシックレースで数多くの勝利を挙げ、ツール・ド・フランスでもステージ優勝やマイヨジョーヌ着用の経験がある世界的なトップ選手。レース中に会場の宇都宮市森林公園に到着したカンチェラーラは、ステージでインタビューに答えたり、トレックのブースでファンとの交流を楽しんだりした。
この日の夜に、宇都宮市内のオリオンスクエアで開かれたジャパンカップアフターパーティーにも登場。カンチェラーラは「予想はしていたけど、それ以上に多くの人が来てくれて、すべてに人にサインや写真撮影をしてあげることができずに残念だった。機会があれば、ジャパンカップに出たい」とファンの歓迎に感激した様子で語っていた。
アフターパーティーに出席した他の選手たちからはカンチェラーラへ質問がぶつけられた。ブリヂストン・アンカーの初山翔からの「ツール・デ・フランドルのカペルミュールでは何ワットぐらい出てるんですか」との質問には「トレーニング中はワット数を気にするけど、レース中はあまり気にしてない。わかっていても秘密だよ(笑)」と、とぼけてみせた。
また「機会があれば日本で僕のファンクラブを作って、一緒に走りたいね」と、ファンが大喜びしそうなアイデアも披露していた。
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