ツール・ド・フランスは7月10日、ベルギーのワレゲムからフランスのコンピエーニュまでの第3ステージを行い、総合1位の選手が着用するマイヨジョーヌを着たファビアン・カンチェラーラ(26=スイス、CSC)が、残り800mからスパートして優勝。区間優勝者に与えられる20秒のボーナスタイムも獲得し、総合成績でさらに2位との差を開いた。
今年の最長距離236.5kmで行われたこの日は、レース終盤までサイクリングのようなペースで走り、平均時速35.81kmという近年にはない遅いレース展開となった。
◆第3S成績
1 F・カンチェラーラ(スイス、CSC)6時間36分15秒
2 E・ツァベル(ドイツ、ミルラム)以下同タイム
3 D・ナポリターノ(イタリア、ランプレ)
4 T・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
5 R・ハンター(南アフリカ、バルロワールド)
6 R・フェルスター(ドイツ、ゲロルシュタイナー)
◆総合成績
1 F・カンチェラーラ(スイス、CSC)15時間12分08秒
2 A・クレーデン(ドイツ、アスタナ)33秒遅れ
3 D・ミラー(イギリス、サウニエルドゥバル)41秒遅れ
4 G・ヒンカピー(アメリカ、ディスカバリーチャンネル)43秒遅れ
5 B・ウイギンズ(イギリス、コフィディス)43秒遅れ
6 V・グセフ(ロシア、ディスカバリーチャンネル)45秒遅れ
《編集部》
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