愛三の西谷泰治と盛一大が引退発表、最後のレースはツール・ド・フランスさいたまクリテリウム | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

愛三の西谷泰治と盛一大が引退発表、最後のレースはツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

スポーツ 短信
愛三工業レーシングチーム、左1人目が西谷泰司、左2人目が盛一大
  • 愛三工業レーシングチーム、左1人目が西谷泰司、左2人目が盛一大
  • 愛三工業レーシングチーム、左1人目が盛一大、中央が西谷泰司
愛三工業レーシングチームの西谷泰治と盛一大が現役引退することを、10月21日にチームの公式サイトを通じて発表した。

西谷は広島県出身の33歳。2009年全日本選手権ロード優勝をはじめ、2010年ツール・ド・ランカウイ第4ステージ優勝、2011年ジャパンカップ2位、ツアー・オブ・ジャパン通算ステージ3勝、総合ポイント賞2回などアジアや日本国内のレースで数々の勝利や好成績を残してきた。

引退の理由について西谷は「第一線で戦うための能力が年々低下している背景から、今後のレース活動において今まで以上の成果を望めないと判断したためです」と説明している。今後はコーチとしてチームに残り、選手の強化を務める。

盛は千葉県出身の32歳。ロードレースでは2009年全日本選手権個人タイムトライアル優勝、2011年ツール・ド・おきなわ個人総合優勝などの成績を挙げ、トラックレースでも2009年トラックワールドカップ・コペンハーゲン大会スクラッチ優勝、2010年トラック世界選手権スクラッチ3位と中距離種目で日本人初の快挙を達成した。

盛は「ここまで自転車競技を続けてこられたのも大きな声援で背中を押してくれたファンの方々のおかげだと思っております」とファンへの感謝を表している。今後はチームを離れ、新たなキャリアを築くことになる。

2人は現役最後のレースとして、10月25日のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに出場する。
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