今シーズン限りで監督を辞任し、フロントとして楽天球団に残るものと見られていた星野仙一氏が、仙台を後にする考えも明かしたという。
これまで楽天と星野氏との具体的な交渉内容、役職名やどこまで実権を持てるのかなど明かされてない部分が多かった。どうやら野村監督のときと同じ「名誉職」を打診したようだ。仙台空港に現れた星野氏は、これに反発し「残ってもすることがない」と不満を口にした。
本拠地でのシーズン最終戦後。セレモニーでは今後もチームに何らかの関わりを持っていく意志を口にしていただけに、単なる客寄せパンダとして扱われるのは我慢ならなかったのだろう。
このニュースにファンは、
「ノムさんの時と同じみたいだね。ま、楽天らしいね」
「仙さんらしいっていえばらしい」
「星野さんも去って、嶋とかまでFAしたら楽天終わりですよ…」
「こういう姿勢が星野氏の人望なのだろうと思う」
「十分よくやったから無理に楽天に残らないで好きにやってくれ」
オーナーや球団との話し合いは続けていくが、条件の再提示がなければ決裂は避けられない見通しだ。
《岩藤健》
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