目下クライマックスシリーズでは阪神に3連敗中と後がなくなった巨人。ひとつも落とせない状況だが奇跡を信じ続ける男がいる。
右肘靱帯の故障で2軍調整中の菅野智之は17日、ジャイアンツ球場でキャッチボールを行い、30mの距離で感触を確かめながら投げた。今後の予定として遠投を試し、問題ないようであれば21日にもキャッチャーを座らせ、ブルペン練習再開するプランも明かした。
日本シリーズは10月25日から始まり、最長もつれれば第7戦は11月2日。当然そこを視野に入れての急ピッチな仕上げだろう。
選手寿命に関わる肘の故障だけにファンからは慎重な声も聞かれる。
「首脳陣はバカなのか?」
「無理しない方がいいよ」
「今年はもう投げなくていいよ」
「もう今回は期待してないので来年の為に休んでください」
「やめとけって。先も長い選手だし」
巨人は2012年に中日ドラゴンズと戦ったファイナルステージでも3連敗したことがある。その後3連勝しリーグ優勝のアドバンテージと合わせ4勝3敗で日本シリーズに進んだ。
再び奇跡は起こるか。
《岩藤健》
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