別府は「今年はジロ・デ・イタリアとジャパンカップにピークをあわせてきたので(コンディションは)とてもいい。古賀志林道はキツい勾配だけど長い上りではないのでラクに越えることができる。レースのシチュエーションにもよるが、しっかり闘えると思う」と語る。
今回はフリアン・アレドンドとともに優勝を目指す。「フリアンは短いクライムを得意にしていて、ツアー・オブ・北京の結果を見ても調子はいいのでふたりで協力しあって勝利を獲りたい。ファビアンが抜けてしまったのはマイナスだが、いいメンバーが勝つために来日しているのでそれを力に変えて行きたい」とレースは4人で闘うことになるが不安はない。
アレドンドは英語があまり話せないのでチーム内でもカオス状態と苦笑する。別府はポポビッチなど他人を通じてコミュニケーションを図っているそうだ。
帰国の飛行機で隣の席になった新城幸也(ヨーロッパカー)とは機内食の話で盛り上がった。「アンコウ(鮟鱇)の料理が出て、最初ふたりで漢字が読めなかった」と笑った。機内で新城と撮った写真がInstagramにアップされている。
過去に出場したジャパンカップでは「周りの様子を見すぎて攻める走りができていなかった」と別府。しかし「今年はしっかりコンディショニングもしてきたので勝つために走りたい」と意気込みを見せた。