【MLB】ロイヤルズまたも延長戦を制する…リーグチャンピオンに向けまず1勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ロイヤルズまたも延長戦を制する…リーグチャンピオンに向けまず1勝

スポーツ 短信
アレックス・ゴードン(2014年10月10日)(c)Getty Images
  • アレックス・ゴードン(2014年10月10日)(c)Getty Images
アメリカン・リーグ優勝決定戦第1試合は、オリオールズの地元ボルティモアで行われ、ロイヤルズが延長戦を制し8-6で勝利した。

5回までは5-1で大きくリードした試合だった。このまま今日はロイヤルズの勝ちかと思われた。しかしオリオールズは5回の裏に先発のシールズを攻め、一挙に3点を返し5-4とする。6回にもロイヤルズ2番手・フィネガンから1点を奪い同点に追いつく。

流れは完全にオリオールズかと思われた。なおも逆転のチャンスにロイヤルズはフィネガンをあきらめ、ヘレーラをマウンドに送る。ヘレーラは後続を断ち切り6回、7回を完璧に抑えた。

リリーフの力投から攻めのリズムを作るのがロイヤルズ流。

9回表にノーアウト満塁と勝ち越しのチャンスを迎えた。だが4番、5番が倒れ得点を挙げることができずチェンジ。

それでもロイヤルズは8回からマウンドに上がったデービスが2イニングを完璧に抑え、手繰り寄せた流れは意地でも相手に渡さない。

10回表の攻撃は6番・ゴードンから。3球目、左バッターのゴードンから見て、外へ逃げていくような高目のボールを完璧に捉え、静まりかえったオリオールズファンで埋まるライトスタンドに放り込んだ。

ロイヤルズは9番・ムスタカスにも、ポストシーズン2本目となるツーランホームランが飛び出し、この回だけで3点を勝ち越す。

10回裏ロイヤルズはクローザーのホランドをマウンドへ。簡単に2アウト取ったあと、粘るオリオールズ打線の反撃で1点は失ったが、最後は内野ゴロでゲームセット。

ポストシーズンに入って5試合中、4試合が延長戦。終盤の接戦に強いロイヤルズ。これにはファンも驚きだ。

「ロイヤルズだんだん好きになってきたなぁ」
「しかし第一戦目からたいへんな試合やったな~」
「この勢いはワールドシリーズもありそうな予感」
「このまま突っ走るんじゃないか」
「ロイヤルズ勝ったー!延長戦での強さたるや」

初戦から両チームが持ち味を活かし好ゲームになった。明日以降にも熱戦が予想される。
《岩藤健》

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