2014年ジロ・ディ・ロンバルディア、来年2月に地元オーストラリアで現役引退することを表明しているカデル・エバンス(BMCレーシング)がヨーロッパでの最後のレースを終えた。
2009年ロード世界王者、2011年ツール・ド・フランス王者のエバンスは、先日のロード世界選手権中に引退を表明。このイタリアのジロ・ディ・ロンバルディアが現役最後のヨーロッパでのレースとなったが、チームメイトのフィリップ・ジルベール、サムエル・サンチェスらのためにアシストとして力を尽くした。
チームを通じ、エバンスは「最後の上りでジルベールを前に位置取りさせるために、最後の力を振り絞った。そこから、彼は自分のレースができたんだ。さらに、ベン・ヘルマンスが他チームにプレッシャーをかけるために最高の位置にいたと思う」と、追走集団から残り4kmまで先頭で粘ったチームメイトのヘルマンスを称え、チームワークが機能したことに満足していた。
この結果、サンチェスが5位、ジルベールが7位とトップ10フィニッシュ。エバンスは25位で完走した。
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