アメリカン・リーグ地区シリーズは、先に勝ち上がりを決めているオリオールズとの対戦をかけ、ロイヤルズとエンゼルスが戦った。試合はロイヤルズが8-3で勝ち3戦3勝でエンゼルスをスイープした。
29年ぶりのポストシーズン進出。スター選手不在のロイヤルズが、ワイルドカードから勝ち上がった勢いそのまま、エンゼルスを飲み込んだ。
先発したシールズが6回を2失点で抑えると、7回からはヘレーラ、デービス、ホランドの継投。ロイヤルズが自慢のリリーフ陣でエンゼルス打線の反撃を1点に抑える。
エンゼルスは2番トラウトの不振が得点力に大きく影響した。今日はシールズから初回に先制のソロホームランを放つも、それがポストシーズン唯一の安打となった。
ポストシーズン開始前はタイガースとエンゼルスの勝ち上がりを予想する声が多かっただけに、両チームがスイープで敗れた結果はファンも驚いている。
「オリオールズvsロイヤルズ 以外すぎる組み合わせ」
「数年前ではまるで想像だに出来なかったカード」
「最後のリーグ優勝はO'sが1983年KCが1985年。どちらが勝っても久し振り」
「相当消耗しているはずなのに、これだけ勢いがあるとは、ロイヤルズは本当にやってしまうかもしれないですね」
登録選手40人中22人が生え抜き。何年もかけ自前で選手を育ててきたロイヤルズ。大型補強ではなく育成力でチャンピオンを目指す。
《岩藤健》
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