ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)がドーピング疑惑からの復帰戦として10月1日のイタリアのワンデーレース、ミラノ~トリノに出場することがレース直前にチームから発表された。
クロイツィゲルは、バイオロジカルパスポートの数値異常によってドーピングを疑われ、出場停止処分を受けていた。しかし先週、母国のチェコ五輪委員会により無罪の裁定を受け、レース出場が可能になっていた。
クロイツィゲルはこの日開催されるミラノ~トリノにエースのアルベルト・コンタドールのアシストの一員として出場する。ミラノ~トリノは2014年で95回の歴史を持つセミクラシックレースで、193.5kmのコースで争われる。コンタドールは、2012年にもこのレースで優勝している
ティンコフ・サクソのファブリツィオ・グイディ監督は「ロマンが戻ってくるのをうれしく思う。彼はレースするのに値する選手だからね。コンタドールがエースだが、ロマンの参加で我々が強くなるのは間違いない。彼の存在が我々の勝ちたいというモチベーションをさらに上げてくれるし、それが目標だ。2年前の勝利を再現したいね」とクロイツィゲルの復帰をチームの勝利で飾りたいと意欲を見せている。
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