スペイン・ポンフェラーダで開催中の世界選手権ロード、大会6日目の9月27日は男子ジュニアと女子エリートのロードレースがそれぞれ18.2kmx7周=127.4kmのコースで争われた。
男子ジュニア(17~18歳)は、187選手が出走。ゴール前の下りでアタックした2人がラスト100mで捕まると、最後は約30人による集団スプリントをヨナス・ボクロー(ドイツ)が制した。ドイツは個人タイムトライアルと合わせて今大会3つ目の金メダル。
2位はアレクサンドル・クリコフスキー(ロシア)、3位はペーター・レンデリンク(オランダ)が続いた。
日本代表の4人は、石上優大(横浜高)がトップと同タイムの17位、草場啓吾(北桑田高)が8分22秒遅れの79位で完走。孫崎大樹(北桑田高)と中村圭佑(昭和第一学園高)はリタイア。
134選手が出場した女子エリート(19歳以上)は、最後の上りで2013年女王のマリアンヌ・フォス(オランダ)ら優勝候補4人が抜け出す。しかし、この4人はゴールが近づくとけん制しあい、ラスト1kmで追走集団に捕まってしまう。
最後は約15人によるスプリント争いで決着し、これを制したポリン・フェランプレボ(フランス)が、ロード世界女王の座をつかんだ。2位はリサ・ブレナーで個人TT金メダルに続く2つ目のメダル、3位はエマ・ヨハンソン(スウェーデン)が入った。
日本の與那嶺恵理(サクソバンクFX証券)は41秒遅れの22位、萩原麻由子(ウィグルホンダ)は5分51秒遅れの53位で完走した。
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