【UCIロード世界選手権14】デンマークのディデリクセンが女子ジュニア2連覇「みんな私に注目していた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【UCIロード世界選手権14】デンマークのディデリクセンが女子ジュニア2連覇「みんな私に注目していた」

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世界選手権ロードは9月26日に女子ジュニアロードレースが行われ、アマリー・ディデリクセン(デンマーク)がこのカテゴリーの2連覇を達成した。

2013年のイタリア・フィレンツェ大会では3人の逃げ集団の中から勝利したディデリクセン。今年のレースでも、最終周の上り坂でライバルのイタリア勢からソフィア・ベルティツォーロとソフィア・ベジンの2人がアタックしたのを逃さず、ディデリクセンはついていく。

しかし、この3人は下りで捕まり、最後は約20人に絞られた集団でのスプリント争いとなった。それでもディデリクセンはまだ勝利を狙う力を残しており、持ち前のスプリント力を発揮してベルティツォーロを抑え、優勝した。3位にはアグニスカ・スカルニアク(ポーランド)が入った。

ニコール・クック、ルーシー・ガーナー(ともに英国)に続く史上3人目の女子ジュニア2連覇を達成したディデリクセンは「すごくうれしいし、予想していませんでした。去年のレースがあるので、多くのライバルが私に注目するだろうと思っていたし、去年とはまったく違うレースにもなりました。今回は、みんな私のことを知っていたんです。だから、再び金メダルが獲れたのはとてもうれしいです」と喜びを表した。

そして、「トラック競技で大きなクラッシュをして、ローラー台でしかトレーニングできていませんでした。でも、世界選手権は欠場したくなかった。自信はあったけど、スタートではかなりナーバスにもなっていました。最後はスプリントで終わって、よかったです。これからもトラックとロードの両方を続けたい。2つとも好きなんです」とケガを乗り越えての勝利であることを明らかにしていた。

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