2011年ツール・ド・フランス王者のカデル・エバンス(BMCレーシング)が、2015年2月のレースを最後に現役引退することを9月25日に記者会見で発表した。引退後は、チームのタイトルスポンサーである自転車メーカー、BMCスイスのブランドアンバサダーを務めることになる。
エバンスが現役最終戦に選んだのは、2015年2月1日に初開催される自らの名を冠したワンデーレース「カデル・エバンス・グレートオーシャン・ロードレース」だ。
現在37歳のオーストラリア人、エバンスは1990年代半ばからマウンテンバイクで活躍した後、2001年にロードレースに正式に転向。2009年にロード世界選手権、2011年にツールを制するなど輝かしいキャリアを築き、今シーズンも5勝を挙げる活躍を見せていた。なお、エバンスが9月28日のロード世界選手権後、今季最後に参戦するレースはジロ・ディ・ロンバルディア(10月5日)となる。
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