日本時間の9月25日午前2時過ぎ。appleはiOSの最新版となる8.0.1を公開したが、わずか1時間半で撤回する事態となった。理由はアップデートしたユーザーから多数の不具合が報告されたためだ。
他社製キーボードの不具合などが解消されるはずだった今回のアップデートだったが、iOSには別の深刻な問題が生じた。
アップデート直後からSNSにはiPhone 6/6 Plusで携帯が圏外になる、通話もできないといった報告が多数書き込まれた。appleはすぐにアップデートを撤回し、調査を開始したという。
5以前のモデルでは問題の報告がないようだ。
日本では多くの人が寝静まった時間だったため被害報告こそ少ないものの、アップデートしなくて良かったと安堵の声が多数投稿されている。
「iOS8自体の評判が良くなかったからまだiOS7のままだ」
「電波掴まなくなるとかちゃんとテストしたのか」
「アップデート初期なんてこんなもんだよね」
最新OSにアップデートした直後から一部のMVNOサービスが使えなくなるなど、iPhone 6とiOS 8をめぐっては問題が指摘されてきた。
今回の騒動はさらなる混乱と不信を呼びそうだ。
《岩藤健》
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