【エネコツアー14】第4ステージ、大クラッシュ発生のゴールスプリントでブアニが勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【エネコツアー14】第4ステージ、大クラッシュ発生のゴールスプリントでブアニが勝利

スポーツ 短信
ナセル・ブアニ(FDJ)2014年ジロ・デ・イタリアより
  • ナセル・ブアニ(FDJ)2014年ジロ・デ・イタリアより
  • 2014年エネコスター第4ステージ、ラルス・ボーム(ベルキン)が総合首位
2014年エネコツアー(UCI2.WT)は、8月14日、ベルギーのコクスアイデ~アロドーイェの平坦な179.1kmで第4ステージが行われた。

7km地点でケネス・バンビルセン(トップスポート・フラーンデレン)とフレデリック・フェヘレン(ワンティGG)の2人が逃げ、約4分の差を築く。しかし、残り138kmを残してバンビルセンが集団に戻り、フェヘレンがひとりで逃げ続ける。

フェヘレンは最大6分30秒の差を築くが、メイン集団はFDJのコントロールで差を詰め始め、残り25kmで捕まえる。その後はアタック合戦が起こり、ダニエル・オス(BMCレーシング)が一時30秒の差を集団につける。

残り7kmでオスも捕まり、最後は集団スプリントに。ゴール前で激しい集団落車が発生するが、それを免れたナセル・ブアニ(FDJ)がステージ優勝をつかんだ。2位はルカ・メスゲツ(ジャイアント・シマノ)、3位はジャコモ・ニッツォーロ(トレックファクトリーレーシング)。

ブアニは、チームの公式サイトを通じ「向かい風の中、僕は残り200mで加速し、メスゲツの追い上げを抑えた。今回は久しぶりのレースでブエルタの調整だったけど、今日は勝ちたかった。ブエルタでステージ優勝できれば、満足だろうね!」と語っていた。

ラルス・ボーム(ベルキン)も無事にゴールし、リーダージャージを守った。

しかし、集団落車に巻き込まれた前年総合優勝のゼネク・スティバル(オメガファルマ・クイックステップ)、ロシア王者のアレクサンドル・ポルーセフ(カチューシャ)らはリタイアに。アンドレ・グライペル(ロット・ベリソル)も体調不良のためレース途中でリタイアし、多くの有力選手がレースから姿を消している。

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