24歳のスロバキア人、ペーター・サガン(キャノンデール)は第2ステージで獲得したポイント賞の緑ジャージ「マイヨベール」を一度も明け渡すことなく、パリまで持ち帰った。
しかし、ステージ優勝にはなかなか手が届かず、2位が4回、10位以内が11回。パリ・シャンゼリゼの第21ステージも9位だったが、皮肉にもこの安定した成績が大差での3年連続マイヨベール獲得に大きく貢献した。
ツールの公式サイトに掲載されたサガンのコメントは以下の通り。
「再びツール・ド・フランスの表彰台に上がれて、とてもうれしいよ。3年連続だね。ステージ優勝はできなかったけど、マイヨベールには満足している。毎年、違うんだ。このツール期間中の自分の調子には満足している」
「僕が勝つときは、みんな簡単に勝っていると言うけど、それは真実じゃないんだ。このツールは僕が自転車レースで簡単に勝っているんじゃないってことをみんなに思い出させてくれたね」
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