ウェザーニューズのグローバルアイスセンターは、2014年の北極海の海氷傾向を発表した。北極海の海氷は現在まで、過去数年と同程度のペースで減少しており、今夏の最小海氷域面積は昨夏以上に縮小する予想。北極海航路についてはロシア側の北東航路、カナダ側の北西航路ともに8月中に開通し、昨年よりも約1か月早い航路開通となる見込み。北極海航路の商業航海や資源開発の動きは年々活発化しており、海氷に関する詳細な情報へのニーズが高まっているという。