【ツール・ド・フランス14】知ればツールを数倍楽しめる!これがジャイアント・シマノのスプリントフォーメーションだ! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】知ればツールを数倍楽しめる!これがジャイアント・シマノのスプリントフォーメーションだ!

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【ツール・ド・フランス14】知ればツールを数倍楽しめる!これがジャイアント・シマノのスプリントフォーメーションだ!
  • 【ツール・ド・フランス14】知ればツールを数倍楽しめる!これがジャイアント・シマノのスプリントフォーメーションだ!
  • メイン集団をコントロールするジャイアント・シマノ
  • エーススプリンターのマルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)
アルプスでの連戦を終え、久々に平坦なコースでの争いとなる第15ステージ。ここまでスプリント3勝を挙げているジャイアント・シマノも、このチャンスを逃すまいと意気込んでいる。

そのジャイアント・シマノが、平坦ステージ用のピュアスプリントフォーメーションの解説図をツイッター上にアップしている。

これによると、まずレース序盤から残り20kmまでは「コントローラー」と呼ばれる選手が、逃げとの差をコントロールする。ツール初の中国人選手、ジ・チェンが任されている役割がこれだ。このときの平均速度は、40~45km/h。

次は位置取りを行う「ポジショナー」の2人が、チームを集団前方へと運び、その位置をキープする。これが残り2.5kmまで。

続いて「スピードパイロット」、「アクセレーレーター」と呼ばれる選手がトレインのスピードを上げる。残り500mからは「リードアウト」が60~65km/hまで加速し、残り200mで「スプリンター」、この場合はマルセル・キッテルを発射する。フィニッシュ時のスピードは65km/h以上に達するようだ。

これらのポジションはレースの状況や選手のコンディションによって、臨機応変に変更されているようだ。

第14ステージでコントローラーのひとり、ドゥリース・デーベニィンスがリタイアし、8人となったジャイアント・シマノだが、このフォーメーションがどのように機能するのか、第15ステージでの仕事ぶりに注目したい。

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