「SPACE EXPO 宇宙博 2014 NASA・JAXAの挑戦」(千葉・幕張メッセ、7月19日~9月23日)では、NASAの火星探索車「キュリオシティ」の原寸モデルが展示されている。アメリカ国外では初めての出展という。
マーズ・サイエンス・ラボラトリーのキュリオシティは、サイズ2.9m×2.7m×2.2m、質量0.9tで、カメラや測定・分析装置などの高性能機器を搭載。NASAが製作したこの原寸モデル、独立した6輪タイヤやアームなども間近に見ることができる。
かつて火星に微生物が生息可能な環境であったこと、火星表面に川が流れていたことを発見したのが、このキュリオシティ。当初の予想を上回る成果を上げた。
キュリオシティは今年の4月、さらなる新発見を求め、4つの異なる岩石が重なりあった「キンバリー」と呼ばれる地点に到達。大規模調査を継続しているという。
【宇宙博2014】その星に生命は存在するか…火星探査車キュリオシティの衝撃
《大野雅人@レスポンス》